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南極海の100以上ある氷山がニュージーランドの南の島へ向かって漂流している事が人工衛星写真で確認されています。地球温暖化は、地球からの熱の放出を妨げるガスが、大気中に蓄積して起きていると言います。
温室現象は、太陽光が地球の大気に射し込んで地表に当たり、赤外線エネルギーと熱に変わり、熱が立ち昇り、大気中の二酸化炭素などの気体を直撃して、気体分子を振動させ、気体分子が反射板の役割を果たし、熱の一部を地表に送り返すので温室効果が生まれます。
二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスは、毛布のように地球をくるんでいるおかげで、太陽光によって生まれた熱が地球にとどまり、生き物が繁殖するのに適した環境が出来ています。
工業化時代に入るまでは、温室効果ガスは安定しており、地球の気温に大きな変動はなかったのですが、19世紀から20世紀にかけて、石炭に、続いて石油や天然ガスが大量に燃やされたことで、その均衡が破られました。
現在の大気中の二酸化炭素量は、化石燃料時代が始まった1750年より、31%増えています。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、これだけの濃度になったことは、過去42万年間に例のない程大きくなっているとIPPCは言う。
メタンの排出の半分以上は人間が引き起こしており、ゴミ投棄場から排出されるものと動物の体内から出るガスがあります。二酸化炭素の濃度と同様、現在ほどの大気中のメタン量は、地質学的に見て、過去42万年間、前例がないのです。
温暖化は様々なところに影響を及ぼしています。日本のカメムシ2種類が、北上したことを京都大学農学研究科の藤崎憲治教授たちが突き止めました。最近50年間で紀伊半島南部から京都府や三重県まで約85km北上したといいます。
藤崎教授は、地球温暖化が生物の生息域に影響を与えていることを実証した例と言われています。1960年代の初め頃から、和歌山県の農業研究機関が農作物を食害するカメムシの防除研究のため、生息状況を調査したものです。
最近では、北陸の日本海で越前クラゲの大量発生がありました。越前クラゲが大量に網に引っかかったのは、日本海だけではなく、太平洋側でも同じ現象が現れました。これも地球温暖化の一つなのかもしれません。
また夏になるとクマゼミが北上してきているといいます。日本は温帯といいますが、夏は亜熱帯ではないかと思うくらい暑いです。これ以上、亜熱帯化するようなことになれば、マラリアなどが日本国で発生するかも知れません。
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